【要約・書評】『時間術大全』の感想まとめ|*時間管理能力を学ぶ

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ぼく

いつもバタバタしているのに、成果出ないんだよね・・・
何を始めても時間が無く中途半端になるんだよね・・・。

こんな人におすすめ!
  • 決めたスケジュールがいつもこなせない人
  • 副業や習い事を始めたが時間がいつも足りないと思っている人
  • スマホ中毒と思っている人

という人向けに、中田敦彦さんのYouTube大学でも大絶賛されたスマホの主要アプリのエンジニアであった元googleと元YouTubeのエンジニアの2人が書いた『時間術大全』から「学んだこと」、「ここだけは最低押さえておきたいこと」をざっくりまとめてみました!


やるべきことは以下の4つだけです。

  1. 毎日の最重要事項を選び方(決める、減らす、整える)
  2. 気を散らすものの撃退の仕方(スマートフォンが代表格)
  3. 体を使った「脳の充電」の仕方(運動・食事・睡眠が鍵)
  4. システムの改善の仕方(各項目の振り返りタイプ)

時間管理が上手な人のほとんどは、このポイントがしっかりできています。

YouTube大学でも取り上げられた本書について、出来るだけ分かりやすくまとめましたので解説していきます。

この記事を書いた人
ぼく
目次

本の概要:ジェイク・ナップ/ジョン・ゼラツキー『時間術大全』

●著者 ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
ジェイク・ナップ(Jake Knapp)
○著述家、IDEO客員研究員。Googleで、あらゆる仕事を最速化する仕事術「スプリント(デザインスプリント)」を生み出し、Gmailの改良に生かすなど大きく貢献。

○GV(旧グーグル・ベンチャーズ)のデザインパートナーとして、スプリントをスラックやウーバー、23andMeなどで150回以上にわたり実行し、プロダクト構築を助ける。2017年より現職。

○現在もレゴ、ニューヨーク・タイムズなどにスプリントをコーチングしている。スプリントは世界中に広まり、国連や大英博物館を含む多くの企業や組織が事業戦略として活用している。

○著書に世界的ベストセラー「SPRINT 最速仕事術」(ジョン・ゼラツキー、プレイデン・コウィッツと共著、ダイヤモンド社)がある。

ジョン・ゼラツキー
○YouTube、Googleなどのテクノロジー企業で、デザイナーとして「時間」を再設計するミッションに没頭してきた。GVのデザインパートナーを経て、現在は「ウォール・ストリート・ジャーナル」「タイム」「ハーバード・ビジネス・レビュー」「WIRED」他で執筆。

○ハーバード大学、IDEOなどの舞台に100回以上にわたって登壇するなど、スピーカーとしても活躍している。

●訳者 櫻井 祐子(さくらい・ゆうこ)
○翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒、大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得。訳書に『SPEINT 最速仕事術』『第五の権力』『0ベース思考』(以上、ダイヤモンド社)、『NETFLIXの最強人事戦略』(光文社)、『選択の化学』『CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見』(以上、文藝春秋)、『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』(日本経済新聞出版社)などがある。

◆タイトル 時間術大全-人生が本当に変わる「87の時間ワザ」
2019年6月19日 第1刷発行
著者: ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー
訳者: 櫻井祐子
発行所: ダイヤモンド社
ページ数: 315P
定価: 本体1,600円(税別)

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本書のあらすじ

<本の目次>
●INTRODUCTION これが「時間オタク」の全技術だ

●メイクタイムのしくみ

●HIGHLIGHT ハイライト

●ハイライトを選ぶ

●ハイライトの時間をつくる

●LASER レーザー

●スマホの「主」になれ

●「無限の泉」を遠ざける

●メールを「スロー」にする

●テレビを「お楽しみ」に変える

●フローに入る

●ゾーンにとどまる

●CHARGE チャージ

●動き続ける

●「リアルフード」を食べる

●「カフェイン」をうまく使う

●喧騒を離れる

●親密な時間をすごす

●洞窟で眠る

●TUNING チューニング

●「いつか」を今日にする

<本のあらすじ>
人の時間を奪うプロが、人が時間を取り戻す方法について書いた本です。

スマホ中毒から解放される方法とは一体どのようなことなのか?

現代人を襲う「多望中毒」と「無限の泉」からの脱出は可能なのか?

多望中毒とは、メール受信箱、埋まった予定表、長い長いやることリストなど。

無限の泉とは、スマホのアプリなど常にコンテンツが補充されるもの。

これらは、いつしか私たちの生活のデフォルト(初期設定)になっており、変更しない限りそこからは逃れられなくなっている。

変更には、「意志力」や「生産性向上」では解決できないことを知らないといけない。

本書では、この解決策として、以下の4つのステップを提唱し、87のメイクタイム戦術について述べられています。

ハイライト…毎日の最重要事項を選ぶ(ハイライトを選ぶことで、前向きで積極的な気持ちになれる)

レーザー… 邪魔なものを消去する

チャージ…体を使って「脳を充電」する

チューニング…システム改善する

本書のデメリット:
・今までの習慣は絶対に変えたくない人には効果が期待できない。

本書のメリット:
・最初から最後まで通して読まなくてもどの戦術からでも参考にすることができる。

『ハイライト戦術』

毎日「最重要事項」を選ぶ

毎日、その日の優先事項としてスケジュールを確保する活動(=ハイライト)を1つ決めよう。

ハイライトを選ぶことで、前向きで積極的な気持ちになれる。

時間術大全 引用

愛読図書室チェックポイント

4つのステップの中で、ハイライトを選が最初のステップです。
毎日の最重要事項として、緊急性や満足度の観点からどれが最重要なのかハイライトを選ぶことが始まりです。

▶︎ 決める…… まず書き出してみる

▶︎ 減らす…… 中身をどれだけ圧縮することができるか?

▶︎ 整える…… まる1日を具体的にデザインしてみる

*詳しい戦術は本書にてご確認ください。

『レーザー戦術 』

「気を散らすもの」を撃退する

テクノロジーを調整して、レーザーモードに入りやすくする方法を教えよう。

時間術大全 引用

愛読図書室チェックポイント

4つのステップの中で、レーザーが二つ目のステップです。
現代人にとって気を散らすものは無数に存在しています。その代表格がスマートフォンです。

▶︎ 挑戦としては、スマートフォンにあるアプリをどこまで減らせることができるか。

▶︎ 減らせないアプリについてもいつでも開くのではなく、時間を決めることを推奨しています。

*詳しい戦術は本書にてご確認ください。

『 チャージ戦術』

体を使って「脳を充電」する

「運動や食事、睡眠、静寂、親密な時間などでバッテリーを充電する」

時間術大全 引用

愛読図書室チェックポイント

4つのステップの中で、チャージが三つ目のステップです。
集中力を高める、持続するには単純に脳へのエネルギーの供給が必要です。

▶︎ 毎日程よく歩いたり、軽い運動をする

▶︎ 加工されていない自然のままの食事をとる

▶︎ 寝室は寝るだけの部屋にする

*詳しい戦術は本書にてご確認ください。

『チューニング戦術 』

システムを調整、改善する

「寝る前にメモをとる」

時間術大全 引用

愛読図書室チェックポイント

4つのステップの中で、チューニングが最後のステップです。
これは今までのパートのどの戦術を続けるべきか、改善するのか、やめてしまうのかを考えることです。

▶︎ ハイライトは達成できたか?

▶︎ レーザーの各戦術はどうだったか?

▶︎ チャージの各戦術はどうでったか?

*詳しい戦術は本書にてご確認ください。

感想まとめ『時間術大全』

ぼく

この記事では「時間術大全」の時間を生み出す大枠の仕組みについて解説してきました。

多望中毒」と「無限の泉」からの脱出術については、87のメイクタイム戦術によって解き明かしてくれています。

現代人につきまとうこの多忙さから抜けるには、「意思の力」や「生産性の向上」では解決できないことを知る必要がある。何よりもデフォルト(初期設定)を変える必要があることがわかったかと思います。

『いつも時間に追われ、何も達成できない人』には、必見の書です。
ぜひ、一度読んでみてください。

▼時間術大全 ダイヤモンド・オンライン紹介記事はこちらです。

▼その他、時間に関するレビュー記事(限りある時間の使い方)も合わせて読んでみてください。

▼その他当サイトの人気記事も合わせて読んでみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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