【要約】2023年『メタバースとWeb3』おすすめ本|國光宏尚著

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ぼく

新しいことにチャレンジするのは好きだけど、仮想通貨に暗号資産、そして NFT、一体なんのこと?
Web3にメタバース、DAO、もうついていけないなぁ…

この記事はこんな人におすすめ!
  • 今さら聞けない「メタバース」を知りたい人
  • 今さら聞けない「Web3」を知りたい人
  • 未来の世界にいつも興味がある人

という人向けに、株式会社Thirdverse株式会社フィナンシェ代表取締役CEO/Founderである國光宏尚氏が書かれたメタバースとWeb3』から「学んだこと」、「ここだけは最低押さえておきたいことをざっくりまとめてみました!


学ぶべきポイントは以下の3つ。

  1. Web1.0、Web2.0からWeb3の流れ(バーチャルファーストの時代がやってくる)
  2. メタバースとは?(映画:レデイ・プレイヤー1の世界)
  3. Web3とは?仮想通貨、暗号資産、ブロックチェーン、クリプトをリブランディングしたもの)

新しい時代を迎い入れる準備の出来ている人は、このポイントをしっかり押さえています。

この記事を書いた人
ぼく
目次

Web1.0の1990年代からWeb3.0の現代まで

のちにWeb1.0と呼ばれ、パソコン教室で「まず立ち上げてください」といわれて、座席から立ち上がるサラリーマンのいた1990年代。


のちにWeb2.0と呼ばれ、ガラパゴスと言われた「ガラケー王国」であった日本にもスマートフォン(Iphone)の波が押し寄せ、あっという間に普及し、誰もが「SNS」を使うことが当たり前の世の中になった2000年代。


そして、ここ数年はWeb3と呼ばれ、「仮想通貨、暗号資産、NFT、メタバース、DAO」などのバズワードをよく耳にする時代へと突入した。


その中でも特に「メタバース」は、「Facebook社」が、社名を「Meta(メタ)社」に変えたことで、一気に「バズワード」になった。

メタバースとは、一言でいうと「仮想空間」です。「アバター」と呼ばれる自分自身の分身を介し、仮想空間で活動していきます。例えば、僕の子どもがスイッチで「あつまれどうぶつの森」や「マインクラフト」を楽しんでいるがが、これらも広義ではメタバースと呼ばれている。

Web3とは、一言でいうと、「次世代の分散型インターネット」。ブロックチェーンの技術やテクノロジーを活用し、従来の中央集権(従来のGAFAMによる大手企業の独占)のインターネットでなくなることだ。例えば、全てのデータの所有権が巨大テック企業にある象徴的な出来事としては、トランプ元大統領が、ツイッターのアカウントを消されたことがあった。一企業が国の代表者であってもアカウント停止できてしまうこの構造から、Web3では、各個人へデータの所有権が移ることになる。


このようなWeb3関連について、さらに知識を身に付けたい人にとって、わかりやすく整理された本が発売された。


それが、今回ご紹介させていただく國光宏尚著メタバースとWeb3』です。


本書は、「メタバース」や「Web3」の入門書であり、あの中田敦彦氏のYouTube大学でも紹介がされた、まさに今が旬の本です。


それでは、この近未来の世界を、中田さん的視点も交えて、一緒に覗いていきましょう!

▼著者 國光宏尚氏 参加の『メタバースとWeb3』おすすめYouTube動画はこちらです。

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本の概要:『メタバースとWeb3』2022年おすすめ本|國光宏尚著

●著者: 國光 宏尚(くにみつひろなお)
○ 株式会社Thirdverse、株式会社フィナンシェ代表取締役CEO/Founder。

○ 1974年生まれ。米国 Santa Monica College卒業。2004年5月株式会社アットムービーに入社。同年に取締役に就任し、映画・テレビドラマのプロデュースおよび新規事業の立ち上げを担当する。

○ 2007年6月、株式会社gumiを設立し、代表取締役社長に就任。2021年7月に同社を退任。

○ 2021年8月より株式会社Thirdverse代表取締役CEO、およびフィナンシェ代表取締役CEOに就任。

○ 2021年9月より gumi cryptos capital Mqnaging Partnerに就任。

◆タイトル : メタバースとWeb 3
2022年4月1日 初版第1刷発行
著者:國光宏尚
発行:株式会社エムディエヌコーポレーション
発売:株式会社インプレス
ページ数:197P
定価:本体1,500円(税別)

國光 宏尚(くにみつひろなお)
Twitter:https://twitter.com/hkunimitsu
note:https://note.com/hkunimitsu/

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本書のあらすじ

<本の目次>
● はじめに

● 本書を読むにあたり 尾原和啓

● INTRO メタバースやWeb3がバズった本当の理由
・テクノロジーの融合によって起こる「大変化」 この20年で、バーチャルファーストの時代がやってくる
・國光流解釈で見るバーチャルファーストの世界

CHAPTER1 これまでの流れを知ると、Webが行き着くゴールが見えてくる
・GAFAMの独占になったWeb2.0の終わり さあ、新しい時代の幕が開ける
・スマホの次にくるデバイスは VR、AR、MR

CHAPTER2 メタバースとは何か?
・盛り上がるバーチャル市場。その動向をゼロから解説!
・メタバースはVR、AR、MR、XR、ミラー・ワールドのリブランディング
・これからは、バーチャルでもノンバーバルなコミュニケーションが可能になる
・複数の経済圏を自在に行き来することが可能になる

CHAPTER3 次世代インターネットWeb3を徹底解説
・Web3の流行はインターネットの世界が「第三段階」へ移行するムーブメント
・Web3の特徴1 トラストレス✖︎自律的✖︎非中央集権
・Web3の特徴2 バーチャル上に経済圏をつくるNFT
・Web3の特徴3 DAOの拡大で起こるインセンティブ革命

CHAPTER4 メタバースとWeb3が辿り着く未来の姿
・Web3の戦いの始まり もう一度ガラガラポンが起こる
・時代の流れ い乗って メタバース・Web3を活用しよう
・いまこそ、インターネットを人々のもとに取り戻そう
・一人ひとりの個性、楽しさを尊重した多様性のある社会へ

LASTCHAPTER メタバース、Web3の事例から見るビジネスチャンス
・変容する社会とビジネス 時代の波に乗りビジネスチャンスを掴め!

● おわりに

<本のあらすじ>
インターネットの歴史を振り返りながら、Web1.0、Web2.0、Web3の時代の歩み、メタバースの世界、DAOの世界について、説明はつづく。

もはやスマートフォン無しの生活は考えられない現代。モバイルファーストの時代で私たちの生活は大きく変化した。

そして時代は、バーチャルファーストの時代へ。モバイルファースト以前の時代から大きく変化したのと同様、いやそれ以上の変革がいま始まろうとしている。

<本書のデメリット>
・パソコン嫌いな人には合わない
・SNSを使わない人には理解できない

<本書のメリット>
・Web3の基礎が学べる
・メタバースの基礎が学べる

『「バーチャルファースト」の時代がやってくる』

Web1〜Web3までの変遷

スクロールできます
Web1Web2Web3
年代1990-2004年2004–2022年2022年〜
デバイスPC(Win,Mac)スマホ(iPhone,Android)XR(メタバース)
データテキスト(Google) SNS(Facebook) ブロックチェーン(Web3)
処理サーバー|閲覧クラウド|情報交換AI|価値交換
メタバースとWeb3 國光流定義

”じぶんコンパス”チェックポイント

◆バーチャルファーストの時代

▶︎ 2021年 日本株全体とGAFAの株式総額が逆転し、日本株全体を上回る

GAFAMの時代(Alphabet、Amazon、Meta、Apple、Microsoft)Web2.0の時代

・ Web2.0の時代は巨大なプラットフォーマーが利益の大部分を吸い上げる構造


▶︎ 2021年から2022年にかけてWeb3とメタバース 世界的なバズワードとなる

・時間とお金: リアル<バーチャル = 近未来にバーチャルファーストの時代が到来する
(人々の生活は、仮想空間で過ごす時間の方が長くなり、経済も、仮想空間での規模の方が大きくなる時代)

『メタバースとは何か?』

メタバースの発展にある3ステップ
❶世界中のゲーマーを取り込む
❷タブレットやPC市場(職場や学校)を取り込む
❸ポストスマホ(ARグラス分野

メタバースとWeb3 引用

”じぶんコンパス”チェックポイント

▶︎ Metaverse 超越(Meta-) ✖︎ 世界(Universe) 現実を超えた世界

・Zoom飲み会が定着しないのは、実在感の欠如 (喋らないときの仕草などが伝わらない)
近未来のメタバースは現実以上にリアルな世界へと発展していく


▶︎ メタバース界隈の人たちが作りたい世界
= スティーヴン・スピルバーグ監督のVR世界を描いた映画:レデイ・プレイヤー1

仮想空間の中で、仕事をし、学校へ行き、ゲームをし、買い物もする

友達など交友関係も、仮装空間の中で実現していく…

ぼく

レディ・プレイヤー1は、メタバース世界の理解にとても役立つよ。

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『Web3を徹底解説 』

現実空間仮装空間
お金仮想通貨
金融サービス DeFi(分散型金融サービス)
所有権NFT(非代替性トークン)
株式会社DAO(自律分散型組織)
中田敦彦氏 YouTube大学 引用

◆Web3:仮想通貨、暗号資産、ブロックチェーン、クリプト……、これらをリブランディングしたもの

◆Web1.0(一方通行の時代)⇨ Web2.0(双方向の時代) ⇨ Web3(分散の時代)

メタバースとWeb3 引用

”じぶんコンパス”チェックポイント

●Web1 : Readの時代
・ただ閲覧するだけ

●Web2: Read+ Writeの時代
・SNSや動画共有サービスで誰でも発信者になれる

●Web3 : データの所有権をユーザーに戻そうとする動き
・Web2.0時代、巨大なプラットフォーマーにあったデータの所有権がそれぞれの個人へ戻される時代

個人情報漏洩のリスクが低下(個人情報の登録が不要)

・NFTの売買ができる「OpenSea」はWeb3の代表的なサービスの一つ

感想まとめ『メタバースとWeb3 』

ぼく

2022年のバズワードとなった「メタバースとWeb3」について、イメージは描けたでしょうか?

ポイントまとめ

インターネットの歴史の振り返りと今後の流れ(Web1.0、Web2.0、Web3

・メタバースの発展で、バーチャルファーストの時代がせまってきている

・仕事も学校も遊びも、バーチャル上での時間が増える(時間も、経済も仮想空間が中心となる)

Web3の発展で、データの所有権がユーザーに戻る(所有権は、巨大なテック企業から、個人へと分散される)

所有権が個人へ移ることは、誰でも、チャンスが広がる世界につながる

メタバースとWeb3の基礎をインプットしたい人」には、必見です。ぜひ、一度読んでみてください。

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國光氏代表の法人

株式会社Thrdverse
Thirdverseは『10億人が生活する、新しい仮想世界の創造』をビジョンに設立されたスタートアップ企業です。日本とサンフランシスコにVRゲーム開発拠点を持ち、VRメタバース実現のため、世界市場にむけてマルチプレイVRゲームを開発しています。2022年からはシンガポール法人も設立し、ブロックチェーンゲーム事業にも参入しました。将来的な「VRメタバース x Web3」の世界を実現するためのプロジェクトを複数進めており、一緒に世界に挑戦する仲間を募集いたします!

株式会社フィナンシェ
フィナンシェは「10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現」をビジョンに掲げ、ブロックチェーン技術を活用した、NFT事業やトークン型のクラウドファンディング2.0 「FiNANCiE(フィナンシェ)」を運営するWEB3企業です。

▼YouTube大学でのメタバース関連動画はこちらです。

▼当サイトの人気記事(ブログで5億円を稼いだ方法)を読みたい方はこちらです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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